日記

6/18 ()

また午前中に意味のない射精、バカなのかもしれない。昨日のクープランが忘れられず何度も思い返す。イネガルを駆使した自由で語りかけるような演奏に、1860年制ベヒシュタインの花が開くような音色。回想に耽ってばかりいるうちに記憶はどんどん変容していくのだろう。このままいくと間違いなく頭のおかしいジジイになる。

所持金が1000円を切ったのに美味いものが食いたくて、同居してる女に天ぷら蕎麦を奢ってもらう。店を出ると風が気持ちよくて素敵な気分になった。親戚に金を無心して2万円を得る。

 

6/19 ()

なにもしていない。また気狂いピエロをみてのたうち回る。一昨日に京都のカフェ・モンタージュでデュサパンのエチュード全曲演奏会があったらしい。行きたかった。東京にもあんな感じの箱があったらいいのに。面倒でまた風呂に入らなかった。

 

6/20 ()

自分の演奏会の準備、スクリャービンフォーレを中心にさらう。それ以外は特になにもしていない。風呂には入った。

ヒモとはいえそろそろバイトをしないとやばそう。

半額の弁当を二つ買って食った。片方はしょっぱすぎて最悪だった。明日クレームをいれます。

 

6/21 ()

朝方に入眠したものの、直ぐ目が覚めてしまいほとんど眠れず。それでも昨日たどたどしく弾いていたものが普通に弾けるようになっていたりして、睡眠の偉大さを実感する。

インターネットは無限に意味のない情報が転がっていてすごい。

友人に演奏会のチラシのデザインを頼んだところ、快く引き受けてくれた。嬉しい。

少しうたた寝した際にハンモックの夢をみた。そこでは雷魚が揺られていて、なぜか氷の香りがした(夢の世界の私は氷に香りがあることに違和感を覚えない)